スピードアップへのヒント その6「少し速めで練習する」
少し速めというのはクリックを指して言っている訳ではなく、この場合はバンド練習の際の曲のテンポの事です。
オリジナルでもコピーでも構いませんので、練習する時はテンポを少し上げて練習します。
スピードアップのヒントでもあり、練習の際のちょっとした工夫とも言えますかね。
普段クリックを聞きながら練習している人は、ただ設定を上げるだけなのであまり意味がないかもしれませんが、曲と考えれば話は別です。
当然ですが、曲には決まったテンポがあります。そのテンポを守って演奏するのが筋ですが、絶対という訳ではありません。演奏するのが人である以上、ある程度はテンポが前後すると思いますが、それを意図的に速くする事でいつもとは違った状態にするのです。
練習といえど手を抜く事はできませんよね。最初にテンポを決めたら終わるまでは守る必要がありますし、やるしかないという状況にする事で潜在的な力を発揮する事ができるかもしれません。火事場のなんとかといった感じですかね。そして、それが知らない間にスピードアップの火付け役になっているかもしれません。
ただただクリックを横に速さを鍛えてもあまり面白くありません(それも必要ですけどね)。それならば普段練習している曲の速さを上げる方が面白いですし楽しいです。もちろん、意図的なテンポチェンジはスピードアップ以外にもメリットがいくつかあります。
メリット
曲の完成度を高める
速くしても遅くしてもどちらでも構いませんが、『決まったテンポ』と違うテンポで演奏する事でその曲の違った一面を垣間見る事ができます。普段何気に演奏している所、特に気にしない所にも目がいく事でしょう。そういった細かい部分も理解できれば、いつもとまた違ったクオリティーになります。そして、それを重ねる事でより曲を理解できかつ完成度も上がるという訳です。
仮想ライブ
ライブではテンションが上がっていつもより速いテンポで曲を演奏する事もしばしばあります。いつも通りの演奏ができれば苦労はしないのですが、ライブではそれが難しいのも事実です。そんな状態で『いつもより速く』なってしまってはなかなかうまくいかないものでしょう。
そうならないように普段から本番を想定して速めで叩いていれば、たとえライブの時に速くなっても質は劣る事なく演奏できると思います。本番でいきなり速めでやるときつい面がありますが、普段の練習ならたとえミスをしても大丈夫です。練習なんですから。いろいろな状況をふまえておくと、いざという時慌てなくていいので失敗もしにくくなります。
あとがき
私もバンド練習ではラストは必ず速めで演奏します。練習にもなりますし、後の事を考える必要がないので全力でプレイができます。まあ、体力勝負なので終わった後はへとへとになりますけどね。後、速くすればその分終わる時間も早くなるので、余裕を持って後片付けができます。
更に余裕があるなら、その演奏を録音して後で確認してみて下さい。客観的に聞くと『いつも』との違いが一目瞭然ですし、どこがどうという事もすぐわかると思います。個人練習の時だけでなく、バンドで練習する時も速さを気にしてみてはどうでしょう?
※『スピードアップへのヒント』はあくまでヒントです。
絶対に効果があると保障できる方法ではありませんのでご了承を。
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